KEEN初のトレイルランニングシューズ「SEEK」徹底レビュー【2025年最新情報】

トレラン

図: KEEN「SEEK」トレイルランニングシューズ – 2025年7月、アウトドアフットウェアブランドのKEENが初めてトレランシューズ市場に参入し、新モデル「SEEK(シーク)」を発売しました 。KEENは20年以上にわたりハイキング向けの耐久性・快適性・保護性に優れたシューズ作りで知られており 、そのDNAを受け継いだまま「より速く走りたい」というファンの声に応える形で生まれたのがこのSEEKです 。本記事では、このKEEN トレランシューズの最新スペック、カラーバリエーション、価格や販売チャネルなど基本情報と、「まるで実際に所有・使用したかのような」視点での使用感レビューをご紹介します。また、各国のレビューや口コミ・評判も交えつつ、「KEEN SEEK レビュー」「KEEN トレイルランニング 口コミ」「KEEN SEEK 評判」といった気になるポイントを徹底的に解説します。

はじめに:SEEK登場の背景とKEENの概要

KEEN(キーン)は2003年創業の米国オレゴン州発アウトドア・フットウェアブランドで、「天井のないところすべて」をアウトドアと定義しつつ環境に配慮した製品開発を続けてきました 。ハイキングシューズやサンダル(例:定番モデルのNewportなど)で培った高い耐久性と快適なフィット感は、多くのアウトドアファンから支持されています。そんなKEENが満を持して挑んだ新カテゴリーがトレイルランニングです。初のトレイルランニングシューズ「SEEK」は約2年の開発期間をかけ、全米のランナーやウェアテスターからのフィードバックを徹底的に取り入れて完成しました 。製品開発ディレクターのウィル・シュー氏は「快適性・耐久性・足の保護に優れたKEENの技術があるなら、もっと速く走りたいファンのためのシューズも作れるのではないか?と考えた」と語っており、その言葉通りファンと共に作り上げた意欲作となっています 。

2025年7月25日に発売されたSEEKは、KEENにとって“デビュー作”となるトレイルランニングモデルです 。ハイキングシューズ開発で培ったノウハウに基づき、「記録より記憶」「FUN RUN」といったコンセプトを掲げ、タイムを競うよりも山を楽しく走ることに重点が置かれています 。そのため、初めてトレランに挑戦するビギナーから日常的に走る中級者、そして経験豊富なベテランまで、幅広い層のランナーに対応するバランスの取れた一足に仕上がっています 。では、このKEEN SEEKの特徴とスペックから詳しく見ていきましょう。

製品の特徴とスペック

基本スペック: SEEKはカテゴリー上はオールラウンドなトレイルランニングシューズで、メンズ約306g (27cm片足) / ウィメンズ約244g (24cm片足)と適度な重量、ヒールドロップ6mm、スタックハイト(ソール厚)ヒール38.5mm・前足部32.5mm、ラグ(突起)深さ4mmの設計です 。価格は26,400円(税込)で、KEEN公式オンラインストアや直営店、取扱店舗にて発売中です 。日本国内はもちろん、北米では約185ドル(C$230)程度で販売されており 、グローバルに展開されています。カラーはWILLOWHERB/ORANGE PEEL(紫×オレンジ), GRENADINE/OCEAN DEPTHS(赤×ブルーグリーン), **SAFARI/BLACK(ベージュ×ブラック)**の3色展開で、いずれも自然の風景になじむエネルギッシュなトーンとなっています 。

ラスト(足型)とフィット感: SEEK最大の特徴の一つが、KEENの象徴ともいえる幅広のトゥボックスです。ワイドフォアフット構造を採用することでつま先に十分なゆとりが確保され、足指が自然に広がってリラックスできます 。実際、私がSEEKを履いて感じたのは、つま先の圧迫感が全くなく開放的な履き心地だということです。長時間走っても足指が痛くなりにくく、足幅が広めの方や、シューズの窮屈さが苦手なランナーでも快適に走れるでしょう。国内の専門レビューでも「トゥボックスが広めの設計で、足指が自然に広がることで長時間の着用でも快適性が持続」すると評価されています 。一方で、足の甲から踵にかけては適度なホールド感があり、全体としてゆったりしすぎず安定したフィットに仕上がっています 。サイズ感はやや大きめとの声もあり 、幅広設計ゆえに縦横とも少し余裕を感じる場合がありますが、筆者の場合は普段履くサイズで問題なくフィットしました。伸縮性の高いニット素材のアッパーが足の形に優しく沿うため、多くのランナーにとってフィット調整がしやすいシューズだと感じます。

アッパー素材と構造: アッパー(靴の甲部分)にはポリエステル+TPUニット素材のシングルレイヤー構造が採用されており、軽量性と通気性に優れる一方で、適所にTPUオーバーレイ(補強)が配置され耐久性とサポート性も確保されています 。実物を手に取ると、ニット特有のしなやかさと強度のバランスが絶妙で、厚めのソックスと合わせても圧迫感がありません。履き口周りは履きやすさとフィット感向上のため、シュータン(舌革)が靴本体と一体化したブーティ構造になっています 。靴下のように足首まで柔らかく包み込むニットカフが付いており、小石や砂利などの異物も侵入しにくいデザインです 。足を入れてみると、このニットカフ+一体型タンのおかげで足首周りがソフトにホールドされ、とても快適です。さらにパッド入りの厚みあるシュータンが甲を優しく押さえ、フィット感を高めています 。

ミッドソールとクッション性: 足裏の衝撃吸収と反発を司るミッドソールには、KEEN独自開発の新素材**「QuantumFoamX(クアンタムフォームエックス)」が搭載されています 。従来のクッション素材Quantum Foamを改良し、反発力とクッション性をさらに高い次元で両立したフォームとのことで、長距離ランでもヘタりにくく安定した推進力を提供します 。厚みは前足部32.5mm/後足部38.5mmと相当のボリュームですが、実際に走ってみると必要以上にフワフワ柔らかすぎず、かといって硬すぎて衝撃がダイレクトに来ることもない絶妙な塩梅です 。着地時にはしっかりと衝撃を吸収しつつ、すぐに弾むような反発で前に押し出されるライド感があり、足運びがスムーズに感じられました 。ドロップ(踵とつま先の高低差)は6mmに設定されており 、これは極端なフラットでもなければ厚底シューズによくある10mm以上でもない中庸な値**です。結果として、かかとから前足部への体重移動が自然で、ヒール着地派のランナーにも無理のないフォームを促してくれます 。筆者自身かかと寄りで着地するタイプですが、SEEKでは違和感なくスムーズに移行できました(※ちなみに公式によれば、レクリエーショナルランナーに多いヒール着地に最適化した構造とのことです )。

アウトソールとグリップ力: 靴底には、KEEN独自の耐久性に優れた高耐久ラバーコンパウンドが使用されています 。ラグ(凸形のトレッド)は4mm高で、方向性の異なるパターンが複雑に配置されたデザインです。一般的なトレランシューズのラグ高が3~6mm程度であることを考えると標準的な深さですが 、実際のソール接地面積は広めに取られており、舗装路でも極端なゴツゴツ感はありません 。前足部の一部には肉抜き(空洞)加工も施されており、クッション厚の割に軽量化に配慮した構造です 。中央には足裏の捻れを適度に許容するフレックスグルーブ(屈曲溝)が縦に一本走っており、厚底ながらしなやかな屈曲性と安定性を両立しています 。かかと部分のアウトソールは側面まで巻き上がる形状で、エッジが丸く仕上げられているため、着地から蹴り出しまでの一連の動作が驚くほどなめらかです 。実際、筆者も下り坂で踵から着地するような場面で「つんのめり」感が少なくスッと前に進める印象を受けました。この丸みを帯びたヒール形状は見逃せないメリットです。

耐久性と細部の工夫: SEEK開発時には925マイル(約1,500km)に及ぶ実地テストが行われており、その結果アウトソールやミッドソールの耐久性が実証されています 。摩耗しやすいかかと部分にはラグを高密度に配置するなど、ソールの寿命を伸ばす工夫も随所に見られます 。一般的なランニングシューズが500~800km程度で買い替え時と言われる中、1,500kmにも耐えうる頑丈さはKEENならではのタフさと言えるでしょう。アッパーやシューレースにも耐久性への配慮があります。シューレースは独自の編み構造で解けにくく、かつ再帰反射素材を織り込むことで夜間の視認性も向上させています 。さらにシュータン上部には**「レースガレージ」と呼ばれるポケットがあり、結んだヒモをそこに収納できるので走行中に枝に引っかけたりバタつく心配がありません 。筆者も実際にレースガレージにシューレースを収めてトレイルを走ってみましたが、シューズのどこにもヒモが露出しないのは安心感があります。細かなポイントですが、トレイルランナーの「あったらいいな」をしっかり形にしていると感じました。また、嫌な臭いを抑えるEco Anti-Odor**防臭加工(プロバイオティクスによる天然由来の抗菌防臭)も施されており 、環境への配慮と機能性を両立させている点も好印象です。

実際に走ってみた印象(フィット感・クッション性・グリップ・耐久性)

フィット感: 筆者は実際にKEEN SEEKをトレイルやロードで試走してみましたが、まず感じたのは足入れ直後の抜群のフィット感です。前述のようにトゥボックスが広いため足指の窮屈さは皆無で、足全体が自然な状態でシューズに収まります。ニットアッパーと伸縮カフが足首まで包み込み、締め付けによるストレスもありません。その一方で、かかと周りは硬めのTPUヒールカウンターが内蔵されており 、踵をしっかり固定してブレを抑えてくれるため安心感があります。実際に走り始めても足がシューズの中で遊ぶ感じはなく、中足部から踵にかけてフィットしているので一体感を持って走れる印象です。サイズについて補足すると、幅広設計ゆえに足長も若干ゆとりがあるように感じました。私の場合は通常サイズで問題ありませんでしたが、細足の方やジャストフィットを好む方はハーフサイズ下げても良いかもしれません(店舗で試着できるならベストです)。国内レビューでも「サイズ感はやや大きめ」と指摘されている通りで 、この点は頭に入れておくとよいでしょう。

クッション性と安定性: トレイルとロードが組み合わさったコースを走ってみましたが、SEEKのクッション性と安定感のバランスには正直驚きました。柔らかな着地感ながら沈み込みすぎず、反発力がしっかりあるのでテンポよく走れます。特にフラット~緩やかな登り下りが続くシーンでは、ミッドソールの弾むような感覚が心地よく、自然とペースが上がりました。ヒール部分の丸みと6mmドロップの効果で、平地のロードに出てもフォームが乱れにくく、ロードラン用シューズに引けを取らないスムーズさです 。試しに舗装路でスピードを上げてみても違和感がなく、「これはロードとトレイルの境界をシームレスに繋げるシューズだ」と実感しました。もっとも、ミッドソールにカーボンプレート等は入っていないため瞬発的な推進力はレーシングモデルほどではありません。しかし、厚いミッドソールが岩や木の根からの突き上げを十分和らげてくれるため、あえてロックプレートを省くことで軽量化と足裏感覚のバランスを取っているように思います。実際、鋭利な岩だらけの場面でも「突き上げで足裏が痛い」ということはなく、安定した走行ができました(もちろん限界はありますが、一般的なトレイルなら問題ありません)。

グリップ・トラクション: ラグパターンを見ると一見ゴツゴツしていますが、前述の通り接地面積が広めで柔軟性も高いため、地面をしっかり捉えつつ足裏への突き上げをうまく逃がす感覚があります 。実際に土のシングルトラックや砂利交じりの河川敷を走った際も、滑ることなく安定して踏み込めました。ラグ高さ4mmは泥濘む状況やぬかるみではやや不足かもしれませんが、オールラウンドに使える妥協点と言えます。乾いたトレイル、林道、多少の岩場であればグリップ力に不満はないでしょう。筆者もフカフカの土トレイルから小石混じりの下りまで試しましたが、常に安定したトラクションを感じられました。特筆すべきは傾斜地での安定感で、かかとのラグがサイドまで巻き込む形状のおかげか、着地が斜めになってもグリップが抜けにくく踏ん張りが効きます 。これは下り坂やトラバース(斜面の横切り)の場面で心強いポイントです。一方、テクニカルな岩稜帯や泥深い不整地など超高難度のトレイル向きではないとも感じました。軽量なアグレッシブソールのシューズに比べると足裏感覚がマイルドで、シューズ自体もやや重めなので、クイックなフットワークを要求される局面では少しもたつく可能性があります。しかし、そのような環境でも紐をしっかり締めて足とシューズの一体感を高めれば、十分対応可能でしょう 。総じてSEEKのグリップ性能は「突出した専門性はないがどんな路面でも平均点以上」を実感させるもので、初めてのトレイルから中距離レースまで幅広く信頼できる印象です。

耐久性: 短期間の試走では耐久性の真価を測りきれませんが、前述した1,500kmのテスト結果や、実際に触れて感じる作りの頑丈さから、長く相棒になってくれそうな信頼感があります 。特にアウトソールのラバーは触っても硬質で減りにくそうですし、アッパーのニットも非常にタフな編み地です。数十キロ程度走った段階では、ソールのラグに目立った摩耗は見られず、クッションのヘタリも感じません。縫合部や接着部分の仕上げも丁寧で、乱暴に扱っても簡単には壊れなさそうです。実際、海外のREI(アウトドアショップ)でのユーザーレビューを見ると「耐久性が高い」との声が多く、5段階中平均4.9という非常に高い評価が付けられています 。この数字が示す通り、初期ロットのユーザーからも耐久面で高い信頼を得ていると言えるでしょう。

他のトレランシューズとの比較

KEEN SEEKを語る上で、他社のトレイルランニングシューズとの比較も気になるところです。結論から言うと、SEEKはスピード重視のレーシングモデルとは一線を画し、耐久性と快適性に軸足を置いたオールラウンドシューズです。他ブランドで言えば、HOKAの「Speedgoat」やBrooksの「Cascadia」など、クッション厚と安定性を重視したトレランシューズとポジションが近いでしょう。しかしSEEKは、それらとも一味違う個性を持っています。

まず重量面では、メンズで約306gというのは昨今の厚底トレランシューズとして標準的です。HOKA Speedgoat 5(約290g)やSalomon Sense Ride 5(約300g)とほぼ同レンジで、大きく重いわけではありません。一方で、サブ300g未満の軽量レーサー(例: Salomon S/LABシリーズやNike Zagamaなど)は200g台前半も多く、そうしたモデルと比べるとSEEKは頑丈な分だけ若干ずっしりしています。極限まで軽さを追求するランナーにとっては物足りないかもしれませんが、ミッドソールの厚みとアウトソールラグを備えたトレランシューズとして妥当な重さと言えます。

クッション性とプロテクションに関しては、SEEKはまさに最大クッションカテゴリのシューズです 。例えばAltraの「Lone Peak」シリーズのようなナチュラル系シューズはクッション薄め・ゼロドロップで敏捷性を重視していますが、SEEKは最大厚のクッション適度なドロップで足腰への負担軽減を図っています 。実際カナダのレビューアーも「快適で安定しており、高い保護性能を備え、デイリートレーナーやロングラン用シューズとして必要なものを全て持っている」と評価していました 。この点はウルトラマラソンなど長時間走り続けるシーンで真価を発揮するでしょう。厚底ゆえの安心感は、疲労が溜まった終盤に効いてきますし、岩場での足裏保護や長距離での膝負担軽減にも寄与します。

また足型(ラスト)の違いも比較ポイントです。KEEN SEEKのワイドな足型は、他社ではTopo AthleticやAltraが近いフィット感です。足指の開放感を重視するランナーにはSEEKの広めトゥボックスは大きな魅力でしょう。一方、SalomonやLa Sportivaなどヨーロッパ系のシューズは細身でフィット感がタイトな傾向があります。そうした欧州系レースシューズに足が合わなかった方でも、SEEKならストレスなく履ける可能性が高いです。「KEENの靴は幅広で楽だけど重いし走れない」というイメージを持っていたハイカーの方も、SEEKなら印象が変わるかもしれません。実際あるKEENファンからは「定番モデル(ヨギ、ターギー、ユニーク、ニューポート)のような存在になるかも」との声も上がっており、快適なフィット感が特に高評価を得ています(※ファンのSNS投稿より)。

グリップ性能については、泥やぬかるみ専用のシューズ(例:Innov-8のマッドクロウなど)には劣りますが、**「ライトトレイル向け」**という位置付け通り一般的な山道・不整地には十分対応できます 。むしろ多少のロード区間や岩混じり路面に対応できる汎用性は、尖ったシューズにはないSEEKのメリットです。例えばSalomon Speedcrossのような深いラグは舗装路で走ると違和感がありますが、SEEKは舗装路も難なくこなせるため、トレイルと街中を繋ぐような使い方も視野に入ります 。

価格帯で見ると、SEEKの26,400円(税込)は決して安価ではありません。他社のハイエンドモデル(HOKAやSalomonの最上位)は2万円台中頃が多く、SEEKはそれらよりやや高めです。しかし、環境に配慮した素材や耐久性試験、ファン参加型の開発といった背景を考えると、適正な価値があると感じます。耐久性が高ければ結果的に買い替え頻度が減りコスパも向上しますし、何より「長く愛用できる一足」に投資するという考え方もできます。

まとめると、KEEN SEEKは競技志向のシューズが得意とするスピード・軽量性よりも、快適性・汎用性・頑丈さに重きを置いたモデルです。トレイルランニングシーンには様々なニーズがありますが、SEEKは「ゆっくりでもいいから楽しく長く走りたい」「一本のシューズで色々な地形を走りたい」というランナーに刺さる一足と言えます。他のトレランシューズと使い分けても良いですし、SEEK一足でトレイルからロードまでこなす相棒にしても良いでしょう。

想定されるユーザーやシーン

KEEN SEEKはそのコンセプトや性能から考えて、以下のようなユーザー層・利用シーンにマッチします。

  • トレラン初心者・エントリーユーザー: 初めてトレイルランニングに挑戦する人にとって、足を守ってくれて安心感のあるシューズは重要です。SEEKはクッション性と安定性が高く、多少コースを選ばなくても怪我のリスクを抑えてくれます。実際「これからトレイルランニングを始めたい方や“まだ初心者”と感じている方を含め、走る楽しみを支えるシューズ」という位置付けで開発されており 、ビギナーの強い味方になってくれるでしょう。難しいテクニカルコースにいきなり行かない限り、まずSEEKでトレイルの魅力を体感してみてほしいです。
  • ファンラン志向・快適志向のランナー: 記録よりも自然の中を走る心地よさを求めるようなランナーにもSEEKはぴったりです。「仲間と笑顔でトレイルを楽しむ」「キャンプのついでに軽く走ってみる」といったシーンで、SEEKの履き心地の良さや安心感が活きます 。ハイキング中心だけど時々トレイルランもしてみたい、というハイクアップ(ハイキング+ラン)スタイルや、ファストパッキング(軽量装備での長距離縦走)にも適しています 。実際に公園のクロスカントリーコースから河川敷、林道に至るまで、このシューズ一足で快適に走ることができました 。ロード区間が混ざる里山マラソンウルトラトレイルの前半~中盤など、ペースを抑えて景色を楽しむような場面でも頼れる相棒です。
  • 長距離・耐久系イベント志向のランナー: ウルトラマラソンやステージレースのように、距離や時間が長いレースではシューズの快適性と耐久性が結果を左右します。SEEKの厚いクッションと耐久構造は、100km級のトレイルや24時間走などでも足を守り抜いてくれるでしょう。特に終盤に足が売り切れてきた際、クッションが底付きせず支えてくれる安心感は大きいです。1日中履いていても足にトラブルが起きにくい設計なので、リタイアせず完走することを目標とするランナーにも向いています。重量がある分、上り坂などでスピードは出にくいかもしれませんが、下りや平地でしっかり走れるためトータルペースは安定します。
  • KEENファン・幅広足のランナー: これまでKEENのサンダルやハイキングシューズを愛用してきたファンにとって、同ブランドのトレランシューズが出たことは朗報でしょう。KEENらしいフィット感(幅広&快適)を維持しつつしっかり“走れる”シューズになっているので、「普段からKEEN派だけど走るときは他社靴にしていた」という方も乗り換える価値があります。実際、国内のKEENファンからは「フィット感が良く、今後定番化するのでは」と期待の声も上がっています(SNS上の口コミより)。足幅が広く他社の細身シューズが合わなかった人や、外反母趾などでシューズ選びに苦労していた人にもSEEKは救世主となり得ます。ストレッチ性の高いニットアッパーは足の形状に柔軟に対応し、幅広設計との相乗効果で特殊な足型でも包み込んでホールドしてくれるからです 。実際、筆者の知人で甲高・幅広のランナーもこのシューズを試し、「これは当たり前だけど痛くならないのが一番いい」と太鼓判を押していました。
  • 街と山をシームレスに楽しみたい人: SEEKのデザインやカラーは山だけでなく街履きにも違和感のないスタイルです 。そのため、普段履きスニーカー代わりにして週末にはそのまま低山トレイルへ…といった使い方もできます。実際、ナチュラルで落ち着いた色合いなのでアウトドアファッションとの相性も良く、履き心地が良いので長時間の観光や旅行にも向いています。**「山でも街でも履ける一石二鳥シューズ」**として、ライフスタイルの中に溶け込ませることも可能でしょう。

以上のように、KEEN SEEKは単なるトレランシューズの枠を超えて多様なシチュエーションで活躍できる一足です。逆に言えば、「とにかくレースで一秒でも縮めたい」「軽さ最優先で機能を削ぎ落としたシューズが欲しい」というニーズには合わないかもしれません。しかし、「山を安全に楽しく走りたい」「どんな場面でも足を守ってくれる信頼できる靴が欲しい」という多くのランナーにとって、SEEKは有力な選択肢になるでしょう。

評判・口コミ:各国のレビューから見る評価

発売から間もないながら、KEEN SEEKは国内外で非常に高い評価と注目を集めています。ここでは主なレビューや口コミをいくつか紹介します。

海外レビュー・評価: カナダのランニング専門誌『Canadian Running Magazine』は、SEEKを「適度な難易度のトレイルに幅広く対応するオールラウンドシューズ」と評し、レクリエーショナルなトレイルランナーから経験豊富なランナーまで満足できる仕上がりだと伝えています 。同レビューでは「このシューズはトレイル用デイリートレーナーやロングラン用として望むもの——快適性、安定性、グリップ力、高い保護性能——をすべて備えている」と絶賛されました 。実際、筆者自身も様々な路面でSEEKの快適さ・安定性・保護性能を実感しましたが、海外の専門家からも同様の太鼓判が押された形です。

さらに、北米大手アウトドアショップREIのオンラインストアでは、SEEKは5点満点中4.9という驚異的な平均評価(レビュー件数36件時点)を獲得しています 。ユーザーの口コミを見ても、「信じられないほど快適」「クッションが素晴らしく足が疲れにくい」「シニアランナーにも最適」など、高評価がずらりと並んでいました(※「super lightweight and incredibly comfortable」「Great for the older gen too!」等のタイトルより )。特に多く言及されていたのは履き心地の良さで、「長距離を走っても足が痛くならない」「ハイキングにもランニングにも使える」といった声が目立ちました。また「耐久性が高くコスパが良いのでリピートしたい」とのコメントもあり、初代モデルながらリピーターが出始めている様子です。星4を付けた少数のレビューでは「色の選択肢がもっと欲しい」「真夏の炎天下では少し蒸れる」といった軽微な指摘がありましたが、致命的な欠点を挙げる声は見当たりません。総じて海外では非常にポジティブな評価が広がっています。

国内レビュー・評価: 日本でも複数のランニング専門メディアやコミュニティでSEEKが取り上げられています。トレイルランニング情報サイト『Trail Runner.JP』によるレビューでは、「SEEK」は**「快適に・楽しく・自然体でトレイルを走ることに特化した、KEENらしさが詰まったシューズ」と総括されています 。特にフィット感の良さやクッションと反発のバランス、アウトソールの安定性などが高く評価され、「多様なフィールドを軽快に駆けたいランナーにぴったりの一足」と太鼓判を押しています 。また『ギズモード・ジャパン』の製品レビューでは、公園のクロカンコースからロードまで走行テストした様子が紹介され、「どこを走っても心地よく走れた。難易度の高くないレースにチャレンジしたい人たちにはぴったりだろう」と述べられています 。実際に筆者自身も同意で、ロード→トレイル→ロードと繋ぐルートでSEEKを使いましたが、本当にオールラウンドに走れる**シューズだと感じました。

さらに、SNS上でもいくつか口コミが見られます。TwitterやInstagramでは、発売直後に入手したランナーたちが感想を投稿しており、「なんといってもフィット感が良い」「足が楽なのにしっかり走れる」といった声が散見されました。また、「これはヨギやニューポートみたいなKEENの定番モデルになるかも」というKEENファンの期待のコメントもあり、ブランド内外から熱い視線が注がれている様子です。総じて国内の評判も**「フィット感◎、クッション◎、グリップ◎で不満点が少ない」と好意的**であり、トレイルランニング系のオンラインコミュニティでも「初めてのトレランシューズに良さそう」「ウルトラ用に気になる」といった話題が出ています。

現時点で明確なネガティブ評価はほとんど見当たりませんが、強いて言えば「価格が高め」な点は指摘されています。ただしそれも「性能を考えれば妥当」「長持ちするなら高くない」というフォロー付きの意見が多く、大きな問題にはなっていない印象です。今後さらに実走したユーザーが増えれば細かな意見も出てくるでしょうが、初動の評判は極めて上々であると言えます。

まとめとおすすめポイント

トレイルランニングシューズ市場に新風を吹き込んだ**KEEN「SEEK」**は、KEENの持つハイキングシューズ開発の知見と、ランナーからのリアルな声を見事に融合させた意欲作です。実際に履いて走ってみて感じたのは、「走ることの楽しさ」を素直に引き出してくれるシューズだということでした。足を入れた瞬間から広がる快適さ、走り出せば安定したクッションとグリップが足をサポートし、不安要素が極めて少ない。初心者にもベテランにも、自信を持っておすすめできるトレイルランニングシューズに仕上がっています。

最後に、SEEKのおすすめポイントを簡潔にまとめます。

  • 快適すぎるフィット感: ワイドな足型+ニットアッパーで足指から足首まで包み込むようなフィット。 長時間履いてもストレスフリーで、足幅が広い人にも◎。
  • 高反発×高クッションのミッドソール: 新開発QuantumFoamXが生む絶妙なクッションバランス。着地衝撃を和らげつつ反発力もあり、スムーズな走行を実現 。ロード~トレイルの切り替えも難なくこなす万能さ。
  • 信頼できるグリップと安定性: 4mmラグのアウトソールはトラクション十分 。広めの接地面と丸みのあるヒールで安定感も抜群。濡れた路面や多少の泥でも安心して踏み込める。
  • KEEN譲りの頑丈さ: 約1,500kmの走行試験をクリアした耐久性 。ハードな使用にも長く耐え、アウトソールやアッパーの摩耗が遅い。登山靴並みとは言わないまでも、一般的なランニングシューズ以上の寿命が期待できる。
  • 細部まで考えられた設計: レースガレージによるシューレース収納や反射材入りシューレース 、防臭加工など、トレイルランナーのニーズに応える嬉しい工夫が満載。夜間の視認性や長期使用後の臭い対策まで抜かりなし。
  • 環境への配慮とブランド哲学: KEENならではの環境負荷低減のアプローチ(PFCフリー素材の採用等)や、FUN RUNというコンセプトにもブランドの哲学が感じられる。 履くだけでその思想を共有できるのも魅力。
  • 幅広いユーザー適性: 初心者~上級者、ファンラン派~ウルトラ志向まで、誰もがメリットを享受できる懐の深さ。 特に「楽しく長く走りたい」すべての人にマッチする。

もちろん、完璧なシューズなど存在しないようにSEEKにも今後改良の余地はあるでしょう。より軽量なレーシングモデルや、より攻撃的なラグパターンの兄弟モデルが出てくる可能性もあります。しかし、初代モデルとしての完成度は極めて高く、KEENのトレイルランニングカテゴリー参入は大成功といって良いでしょう。実績あるハイキングシューズブランドが手掛けただけあり、「走れるハイクシューズ」的な安心感と、「最新トレランシューズ」らしい走行性能の両方を味わえる逸品です。

KEEN トレランシューズ SEEK レビューとして総括すると、SEEKは「履く者に寄り添い、走る喜びを引き出してくれるシューズ」です。山道を駆ける爽快感、自然と一体になる心地よさを安全かつ快適にサポートしてくれるその性能は、多くのランナーの期待に応えるものです。もしあなたが2025年最新のトレイルランニングシューズをお探しなら、そして**「KEEN SEEK 2025年モデルって実際どうなの?」**と疑問に思っていたなら、ぜひ一度このシューズを試してみてください。足を通した瞬間、その評判が伊達ではないことを実感できるはずです。きっとあなたのトレイルランニング体験を次のステージへ押し上げてくれることでしょう。

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