はじめに:フジスピード3とは?

Asics Fujispeed 3は、フルレングスのカーボンプレートを搭載した軽量トレイルランニングシューズで、トレイルだけでなくグラベルやロードにも対応する万能レーシングシューズとして注目されています 。価格帯も約160ドル(日本では17,600円前後)と比較的手が届きやすいのも魅力です 。
デザイン・ファーストインプレッション

鮮やかなネオンイエローやオレンジのカラーリングは、視認性とスピード感の両方を演出。アッパーは柔らかく通気性のあるジャガードメッシュで、ヒールカウンターはしっかりホールドしつつ快適です 。
試着&フィット感の感覚

私が履いてみた感覚では、28.0cmで約255 gと、プレート入りのシューズとしては驚くほど軽い印象でした 。つま先からかかとまで、しっかり包み込むようなフィット感で安心感があります。
走行インプレッション:グリップ力と反発感
グリップ力

AsicsGripを採用した4mmラグ付きのアウトソールが、濡れた路面や草地でもしっかりグリップ。朝露の芝生でも滑らず安心して走れました 。
推進力と反発

フルカーボンプレートとFF Blast Plusミッドソールによる推進力は想像以上。軽快に前へ進む感覚があり、ダイナミックかつエネルギッシュに走れます 。
ただし、硬さも感じられ、ゆっくりジョグでは反発を感じづらく、スピードを上げてこそ真価を発揮するシューズだと実感(私自身もインターバル練習で特にその威力を発揮しました)。
走ってみた実体験

先日、10 kmの河川敷で朝ランとして使ってみました。走り出しからグリップが抜群で、濡れた芝生もまったく滑らず快適そのもの。スピードを上げると、カーボンプレートによる推進力がしっかり感じられ、「脚が前に進む」感覚を体で覚えました。
しかし、ゆっくりペースでは足裏に「硬さ」を感じ、クラッシュ感もありました。このギャップは、尖ったレーシングシューズならではの特徴ですね。
スペックまとめ
項目 | 詳細 |
---|---|
重量(28.0 cm) | 約255 g(軽量クラス) |
ドロップ | 5 mm(スタックハイト:かかと36mm程度) |
ミッドソール | FF Blast Plus(軽くエネルギッシュ) |
アウトソール | ASICSGRIP、4mmラグ |
用途 | トレイル/グラベル/ロードのスピードランニング |
メリット & デメリット

メリット

- 驚きの軽さと全体的な軽快さ
- カーボンプレートによる推進力でスピードが出しやすい
- グリップ力高く、濡れた路面でも安心
- トレイル・グラベル・ロードを1足で走れる汎用性
- 価格の割に高機能でコスパ良し
デメリット

- テクニカルな登山道や山岳にはやや不向き(ロッカー構造が対応しづらい)
- ゆっくりペースでは硬さが気になりやすい
- 高速ペース・スピード志向のランナー向け(ゆったりジョグには合わない)
Redditの声も紹介
あるランナーはこう語っています:
「軽くて速く、 グリップが良くて…快適で推進力もある」と絶賛の声も。
おすすめのシーン

- 中〜上級トレイルランナーのスピード練習
- 混合路面(トレイル+グラベル+ロード)でのロングラン
- 軽量レーシングシューズを探している方へのエントリーモデルとして
まとめ
Asics Fujispeed 3は、軽さ・推進力・グリップ力を兼ね備えた革新的トレランレーシングシューズ。スピード重視で軽快に走りたいランナーや、いろいろな路面を1足でカバーしたい人にぴったりの一足です。私自身も実際に使い、しっかりとその性能を体感しました。
気になる方は、次のポイント練やトレイルランに、ぜひこのシューズをチョイスしてみてください!
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